TeamPAD7200をバラす

TeamPAD7200をバラす

今回はTeamPAD 7200をバラすお話

前回では、CPUが不明であったため、今回は本体をバラして
中を探検

殻を外すと、液晶部とロジック部が分離できる

ロジック部でまず気になるのがDRAMと思われるもの、型番がGM71VS16163CLT6
調べると16MBitのDRAMとな、これはメインメモリでしょ、起動時に640KByte+1024KByteとなっていたので
多分そう、
空きがあと3つ分あるので、最大8MByteまではいけそうね

で、DRAM基板を剥がすと、下から謎の石が登場、上にはFujitsuマーク、型番はMB87F5 カスタムチップだろうか
googleさんの検索にも引っかからない、いろいろ調べるがこの石以外にCPUらしきものがないのでこの子がCPUか?

隣に配置されている石はCHIPSのF65510、VGAコントローラらしい

さて、裏面

左上はRICHOのPCカードコントローラ、右上はスロットに隠れて見えん
RICHOの下にいるのは、4MBitのDRAM、これはおそらくVRAM
さらに、その下はIntelのフラッシュ、BIOSとDOSイメージ格納用か?

右中にあるH8マイコンはおそらくタッチパネル制御用

ん〜、CPU何よ?
MS-DOSでバッチ組んで、CPU判定プログラム走らせるかね
ということでVectorからchkcpu.exeを引っ張ってきて
S-RAMカードにインスコ、autoexec.batを書いてドキドキの起動

Cx486SLCだって、でもSLCは最大でも40MHzまでだったような
BIOSで66MHzが選択できることから

おそらくCx486DX2-66あたりかと
CyrixのOEM?やはりMB87F5がCPU+チップセットの統合チップか?