TeamPAD7200をバラす
- 2021.02.11
- TeamPAD 7200
今回はTeamPAD 7200をバラすお話
前回では、CPUが不明であったため、今回は本体をバラして
中を探検
殻を外すと、液晶部とロジック部が分離できる
ロジック部でまず気になるのがDRAMと思われるもの、型番がGM71VS16163CLT6
調べると16MBitのDRAMとな、これはメインメモリでしょ、起動時に640KByte+1024KByteとなっていたので
多分そう、
空きがあと3つ分あるので、最大8MByteまではいけそうね
で、DRAM基板を剥がすと、下から謎の石が登場、上にはFujitsuマーク、型番はMB87F5 カスタムチップだろうか
googleさんの検索にも引っかからない、いろいろ調べるがこの石以外にCPUらしきものがないのでこの子がCPUか?
隣に配置されている石はCHIPSのF65510、VGAコントローラらしい
さて、裏面
左上はRICHOのPCカードコントローラ、右上はスロットに隠れて見えん
RICHOの下にいるのは、4MBitのDRAM、これはおそらくVRAM
さらに、その下はIntelのフラッシュ、BIOSとDOSイメージ格納用か?
右中にあるH8マイコンはおそらくタッチパネル制御用
ん〜、CPU何よ?
MS-DOSでバッチ組んで、CPU判定プログラム走らせるかね
ということでVectorからchkcpu.exeを引っ張ってきて
S-RAMカードにインスコ、autoexec.batを書いてドキドキの起動
Cx486SLCだって、でもSLCは最大でも40MHzまでだったような
BIOSで66MHzが選択できることから
おそらくCx486DX2-66あたりかと
CyrixのOEM?やはりMB87F5がCPU+チップセットの統合チップか?
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