【実験】MacBookPro Late2006(A1211)にEl Capitanを入れようとする
- 2023.01.04
- MacBookPro Late2006 15inch(A1211)
冬季のお休み最終日。ひまだなぁ〜ということで手持ちの機械で何かしようと考えていたところ、El Capitan非対応機種にEl Capitanをインストールする実験をしてみようと思い立った
かなり前にMac Pro Mid2006にEl Capitanを強引にインストールしたことがあった。Mac Pro Mid2006はEFIが32BitなのでEl Capitanのインストーラーは動作しないので、別MacでHDDにインスコされたEl Capitanのboot.efiを32Bit対応のものに入れ替えるというもの
手元にあるMacBookPro 15inch Late2006もEFIが32Bitだから、この方法行けるジャね?ということで実験してみた。幸いにも、前回MacBookPro 15inch Early2011の2号機の仕様を確認するために用意したEl CapitanのHDDがあるのでインストール作業は省略できる!このEl Capitanのboot.efiを32Bitのboot.efiに入れ替えてLate2006で起動してみることにした。以下、Mac Pro Mid2006の時の手順
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まず、書き換え用のboot.efiを準備しておこう piker el capitan efiでググるとダウンロードページに飛ぶ。
ここでダウンロードできるboot.efiを別Macのデスクトップに配置 以下、ターミナルからのコマンド、ここで『xxxxx』は パーティションのボリューム名
$cd /Volumes/xxxxx/System/Library/CoreServices/
$sudo chflags nouchg boot.efi
ここでboot.efiのロックを解除 そして、boot.efiのバックアップを作成
$sudo cp boot.efi boot_original.efi
先ほどデスクトップにダウンロードしておいたカスタムboot.efiに書き換え
$sudo cp /Users/xxxxx/Desktop/boot.efi boot.efi boot.efi
バックアップともに再ロック
$sudo chflags uchg boot.efi
$sudo chflags uchg boot_original.efi
usrディレクトリのboot.efiも同じ要領で書き換え 但し、こちらはロック解除云々の作業は不要 ここで、『yyyyy』はユーザ
$cd /Volumes/xxxxx/usr/standalone/i386/
$sudo cp boot.efi boot_original.efi
$sudo cp /Users/yyyyy/Desktop/boot.efi boot.efi
—————>
んで、ここまでやったHDDをMacBookPro 15inch Late2006に内蔵し起動
おっ、アップルマーク!
おお!ログイン画面!でもマウスもキーボードも効かない。ハードウェア差異を吸収できていないようだ。
なるべく近いハードウェア構成でEl CapitanのHDDを準備する必要があるのか?そこで、El Capitanがインストール上限のMacBookPro 17inch Late2007でHDDを作成、boot.efi加工後それをMacBookPro 15inch Late2006にUSB接続。内蔵させるのはネジを沢山外さなければならんので面倒・・・
よし!アップルマーク
あっ、だめだ駐禁マーク
MacBookPro 15inch Early2011で作成したHDDをゴニョゴニョすればなんとかなりそうな気がするといった、実験をしたお話でした
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