【脱線】iMac 27inch Mid 2011(A1312)をメンテナンス2

【脱線】iMac 27inch Mid 2011(A1312)をメンテナンス2

さて、前回グラボ(Quadro K3000m)が届いたので

今週末は、他の部品も揃えてアップデート祭りです

まずはCPU、Corei7-2600注文してあったものが届きました

続いて、iMacのガラスオープナー

ただ、今週土曜日にオープナーが届くか不安だったので、ダイソーで代替えの吸盤も購入

結果、オープナーは無事、土曜日到着したので、ダイソーの吸盤はお蔵入り

あとはWINTENの512GByteSSD

全て、土曜日の夕方までに揃ったので分解祭り
まず、ガラスをオープナーで開ける

バコッとな!

ガラスは倒れないように壁に立てかけ

あとは、ひたすらネジとコネクタを外して

正面の、アップルマークの裏側に赤外線センサーがあるのでこちらを引き抜く。これを忘れると、マザーが外れない。越前屋は10分ぐらい悩んだ

で、マザーを外すと

んで、GPUを外して

Quadro K3000Mに交換

次にCPUの交換、ヒートシンクを外して

Corei7-2600を取り付け

SSDは普通にHDDと入れ替えのため写真無し

逆手順で組み直し、電源ONするが、グラボのvBIOSが互換機ようなので、バックライトが点灯せず。

前回、SPIフラッシュ内のvBIOSをロムライターで書こうとしたが失敗したので、
仕方なく、海外の方の知恵をお借りする。Linuxが入ったUSBメモリからiMacを起動して、別パソコンからsshでiMacに侵入して、リモートにてnvflash_linuxを実行する手法
『2011 iMac Graphics Card Upgrade』でググって、Jan 31,2020あたりの記事を探すとMac_GPU_Flash.zipのダウンロードまでたどり着けると思う
んで、実際にsshでiMacにアクセスして、vBIOSを書き換える(ssh root@xxx.xxx.xxx.xxx password:flash)

※iMacと別パソコンはルータ経由有線LANで接続。この時、iMacにDHCPでIPがふられるのだが、このIPに関しては、iMacを分解する前にあらかじめ有線LANでルータと接続しておき、MacOSで自IPを確認しておこう。ルータはiMacのMacアドレスをしばらく覚えていてDHCPでふられるIPアドレスは次回Linuxで起動したときも変わらない可能性があるので、これをやっておくとsshでログインするときに便利

んでもって、再度iMacの電源ON!画面キタァ

で、MojaveをSSDにインスコしてみた

グラフィックがQuadroになってるぅ
でシネベンチR15を実行してみた、グラボの項目が『Apple Software Renderer』なっている???

ここまで来てわかったことだが、MojaveとnvidiaのGPUは組み合わせが良くないらしい。
そこで、OSをHigh SierraとMontereyのデュアルインストールに切り替える。High SierraはnvidiaのGPUサポートしているらしい。MontereyもnvidiaのGPUで使っている方を多く見かけるので問題ないじゃろ・・

はい、Montereyインストール無事完了

写真は無いが、HighSierraも問題なく入った。
最後に、Corei5の時とCorei7換装後のシネベンチR15の結果を載せておきます。OSはHighSierraね
こちらが、Corei5の時、CPUスコアが366 cb

こっちが、Corei7ねスコア557cb。倍まではいかないけど性能UPは確実HighSierraだとグラボもちゃんとQuadroと表示されておる