MacBookPro Early 2011 17inch(A1297)のその後

MacBookPro Early 2011 17inch(A1297)のその後

無事修理を終えたMacBookPro 17inch Early 2011のその後です。

Windowsとデュアルブートにして、Windows用のゲームがしたい。ということで、以下の3つを実験
1)Windows10 21h2のセットアップUSBからWindows10をインストール
2)MontereyにVMWare Fusion12を導入して、VMWare上でWindowsXp
3)MojaveにParallels Desktop 11を導入してWindows10をインストール

1)ですが、普通にインストールできます。ハマりポイントは、MacBookProの液晶ディスプレイが画面2で認識されること。インストール完了後デスクトップは表示されているのですが、画面2扱いなので拡張デスクトップが表示されており、ゴミ箱アイコンすら表示されていない状態。おもむろに、Windowsキー+『P』を何度か押すと画面2をプライマリディスプレイに設定できるので一安心。
 ここで、もう一つハマりポイント、前回MacBookPro 17inch Mid 2009にWindows10をインストールしたとき同様、ディスプレイアダプターが基本ディスプレイアダプターになっている。こいつはどうしようもない話。この状態でゲームは動作するが、Mid 2009同様、激熱シューティングゲームVastynexは描画速度を60fpsから30fpsに落とさないとコマ落ちがひどくてゲームにならないし、Falcom系のゲーム、イースエターナルやらイースオリジンはDirectX9cをインストールしているにも関わらずDirectX関係のエラーで起動しない。

2)こちらも普通にインストール可能。但し、VMWareのディスプレイアダプタが3Dアクセラレーション非対応という警告が出る。おそらくこいつが原因でVastynexは動作せず。イースエターナルやらイースオリジンは動作した。しかし、描画がちらつく。色々調べたらホストOSであるMontereyのほうでGPUをRadeon⇔Intel HD 3000というように激しく切り替えている。ちらつきは切替によるものであった・・・、いずれにしろ3Dアクセラレーションが効いていない状態なので、このチョイスもNG

3)こちらも普通にインストール可能。3Dアクセラレーションも有効でVastynexも60FPSで通常起動。イースエターナルも動作した。オリジンは未確認。但し、2)同様ホストOSがGPUを激しく切り替える為、画面がちらつく。仕方ないので、インターネットを参考にEarly 2011のGPUをIntel HD 3000に固定することにした。方法は略記するが、各自検索で
〇シングルユーザーモードでMacを起動。command + Sを押しながら起動、open core patcherを導入している場合、open coreのブート画面に飛んでしまうが、慌てずにMojaveを選んでEnterを叩くと、シングルユーザモードに入る。
〇nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00を実行後再起動
〇option + command + RでMacを起動、コマンドシェルからcsrutil disableを実行し、再起動
〇Mojave上でRadeonのディテクトを外すパッチを実行

上記で、GPUがIntel HD 3000に固定された?はず。Parallels Desktop上のWindows10でゲームを動かしても画面がちらつくことがなくなった。ファンは轟音をたてて回っているが・・・(とてもウルサイ)