J-3100GS001をゲット&メンテナンス

J-3100GS001をゲット&メンテナンス

オークションにてJ-3100GS001を落札、730円なり。値段が吊り上がらなかった理由は、おそらく液晶のビネーガー症候群発症と通電未確認かな。
型番はJ-3100GS001だが、商品名はDynabook286、Dynabook386はすでに持っているのだが、末尾286は所有していなかったので、欠番補充のための購入です。

はい、画面はしっかりビネガー

さぁて、液晶がビネガーで、通電未確認ということは、十中八九電源は入りませぬ。
ということで、届くなり分解、まずはキーボードを外す。

次に、液晶を外す。手順はJ-3100SX041とほぼ一緒。

意外に基板は綺麗そう。この機械は、液晶のインバータ回路が、液晶ユニット側ではなく、本体マザー側に二階建て状態。いったんこの状態で組みなおし、電源ON!してみたが、DC-INが激しく点滅するだけで先に進む様子無し。すぐさまアダプタを外し基板を細かく観察することにした。

細かく見ていこう。一見、基板キレイと思ったが、あーやっぱり、コイル周辺のコンデンサ、特に6.3Vの1000μFが液漏れしてる。後、4個ある120μFも怪しそうだ。電解液の飛び散りが半端ない・・・

裏面は大丈夫そうね。

その他のコンデンサーも大丈夫そうだが、念のため全て交換の刑をおみまいする

J-3100SX001もSX041もそうだが、一般的ではない120μFが多用されている。仕方ないので、100μFと22μFを並列で使うこととした。
表面に100μF裏面に22μFを実装

あと、謎の150μF、こちらは、無理矢理220μFで代用することにした。

6.3v1000μFの周辺、特にDC2331P406Aの足に電解液が飛び散っていたので掃除を行った。

これで電源ON!

ん〜、一瞬バックライトが点灯するが、うんともすんとも言わない。継続調査かな。